白血病で欠場していたローマン・レインズがリングで復活宣言…前WWEユニバーサル王者

スポーツ報知
白血病からの復活を宣言したローマン・レインズ(C)2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.

 白血病で長期欠場中だった前WWEユニバーサル王者のローマン・レインズ(33)が25日(日本時間26日)、米ジョージア州アトランタのステート・ファーム・アリーナで行われたWWE「ロウ」のリングに登場し、回復を報告した。

 白血病を告白して闘病中だったレインズが久しぶりにロウ・オープニングに姿を現した。「俺は病気を告白した時、みんながどんな反応をするか怖かった」と昨年10月当時の心境を告げると、続けて「多くの励ましを貰って圧倒されたよ。それが俺の強さになって新しい機会や目標を持つことができた」とファンに感謝を述べた。

 そして、「WWEというグローバルで巨大なプラットホームを利用して、自分がそうだったようにこの病気で助けを必要としている人たちをサポートしたい」と観衆に語りかけた。さらに闘病の現状に触れたレインズは驚かすように「回復してるぞ!“ビック・ドッグ”は復帰する。本当にありがとう」とリング復帰に向けて順調に回復していることを報告し、ステージではセス・ロリンズと抱擁を交わした。

 さらにロウ番組中盤ではディーン・アンブローズがドリュー・マッキンタイアとの試合に敗戦してバロン・コービンやボビー・ラシュリーに襲撃されると、見かねたレインズとロリンズがアンブローズの救出に登場。レインズはスーパーマンパンチ2発でラシュリーを排除すると、雄叫びを上げてマッキンタイアにスピアーを炸裂。レインズはマッキンタイアらを蹴散らして、復帰を心から喜ぶ会場のファンの声援に応えた。

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