長州力引退試合、立ち見券もわずか1日で完売、カード発表ないまま異常人気が沸騰…6・26後楽園

スポーツ報知
プロレス界のレジェンド長州力

 プロレスラー長州力(67)の引退試合「POWER HALL2019~New Journey Begins」(6月26日、後楽園ホール)の立ち見券がわずか1日で完売したことが27日、分かった。

 主催する「リデットエンターテインメント」は26日に前売り券の全席完売を発表し、追加で立見券(4000円)を販売することを告知したが、わずか1日で完売した。すべてのチケットが売り切れたことで、当日券の販売は行わないことになった。

 長州引退興行は、現時点でカードが発表になっていない。にもかかわらず、しかも開催4か月前での指定券が完売した異常人気は、「最後」の革命戦士を見届けたいファン心理と長州のカリスマ性を証明した形となった。

 引退試合に関して長州は、昨年12月28日に後楽園で行われたファイナルロード第一弾「POWER HALL2018~イヤー・エンド・スペシャル~」で対戦相手を「それはやっぱり藤波辰爾でしょう」と昭和から平成にかけて名勝負数え歌を展開した永遠のライバル、藤波辰爾(65)を指名した。

 この思いを受け、藤波もスポーツ報知の取材に長州の要望を受諾し「どういうカードなのかわからない。長州が何を要求するのかまだ分かりませんが、タッグであろうが、シングルであろうが彼の要求するままを受け止めたい。名前を出された以上は受けて立ちます」と明かしている。

 また、同大会で昨年3月14日のWRESTLE―1で最後のムーンサルトプレスを披露し同月30日に両膝の人工関節手術を行い、現在長期欠場中の武藤敬司(56)が1年3か月ぶりの復帰戦を行う。

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