ライガー、IWGPジュニア奪還ならず、今後へ「いろいろ語らせてもらいます」…3・6全試合成績
◆新日本プロレス「旗揚げ記念日」(6日、東京・大田区総合体育館=観衆4000札止め)
新日本プロレスの「旗揚げ記念日」が6日、東京・大田区総合体育館で行われ、IWGPジュニアヘビー級選手権は、王者・石森太二が15分51秒、Yes Lockで挑戦者の獣神サンダー・ライガーを破った。
2016年5月以来、3年ぶりの同王座挑戦となったライガーだったがベルト奪取は、かなわなかった。バックステージでは今後について「いろいろ語らせてもらいます。今ここで話はない」と意味深な言葉を残した。
超満員のファンから大きな声援をもらった挑戦だったが「ただ、オレが弱かった。これが現実です。ファンのみなさんには申し訳ない。あれだけ応援に包まれてそれに応えることができなかった。ある意味プロ失格だと思うし。そんなことを踏まえて口べたなオレがいろいろ語らせてもらいます」と繰り返した。
一方、自ら挑戦者にライガーを指名し2度目の防衛に成功した石森は「オレはどうしても平成を象徴するレジェンドを超えたかった。過去にライガーたちがこのベルトを争ってすごい価値のあるベルトになったかもしれない。でも、まだまだ足りない。オレはIWGPジュニアのベルトをもっと高い位置に上げて、新日本ジュニア、リボーンしてやるよ」と絶叫した。
◇全試合成績
▽第7試合旗揚げ記念スペシャルマッチ60分1本勝負
〇ジェイ・ホワイト(29分07秒、ブレードランナー→片エビ固め)●ウィル・オスプレイ
▽第6試合旗揚げ記念スペシャル6人タッグマッチ60分1本勝負
〇後藤洋央紀、オカダ・カズチカ、棚橋弘至(12分58秒、後藤式)●SANADA、EVIL、内藤哲也
▽第5試合IWGPジュニアヘビー級選手権60分1本勝負
王者・〇石森太二(15分51秒、Yes Lock)●挑戦者・獣神サンダー・ライガー
▽第4試合IWGPジュニアタッグ選手権60分1本勝負
挑戦者組・〇SHO、YOH(16分51秒、3K→エビ固め)王者組・鷹木信悟、●BUSHI
▽第3試合10人タッグマッチ30分1本勝負
ドラゴン・リー、〇田口隆祐、タイガーマスク、本間朋晃、小島聡(11分05秒、どどん→片エビ固め)●TAKAみちのく、エル・デスペラード、金丸義信、タイチ、鈴木みのる
▽第2試合タッグマッチ30分1本勝負
〇YOSHI―HASHI、石井智宏(12分09秒、KUMAGOROSHI→片エビ固め)●トーア・ヘナーレ、永田裕志
▽第1試合10人タッグマッチ30分1本勝負
ヒクレオ、〇チェーズ・オーエンズ、タンガ・ロア、タマ・トンガ、バッドラック・ファレ(9分12秒、パッケージドライバー→片エビ固め)成田蓮、海野翔太、●吉田綾斗、矢野通、真壁刀義