飯伏幸太、2か月ぶりリング復帰に大歓声!タイチ、石井智宏らがNJC初戦突破…全成績

◆新日本プロレス「NEW JAPAN CUP2019」大会(8日、東京・後楽園ホール、観衆1688人満員)
優勝者が4月6日の米マディソン・スクエア・ガーデン大会でのIWGPヘビー級王者・ジェイ・ホワイト(26)への挑戦権を獲得する春のシングル・トーナメント戦「NEW JAPAN CUP」(NJC)が開幕した。
1・4東京ドーム大会のウィル・オスプレイ戦で負った脳しんとうのため欠場していた「ゴールデン☆スター」飯伏幸太(36)が4試合目の6人タッグマッチで2か月ぶりのリング復帰。10日の兵庫・尼崎大会でのNJC初戦で激突する内藤哲也(36)とのマッチアップで全開ファイトを見せた。
ハイキックに飛び技と完全復調のファイトを見せた飯伏だったが、試合後は「全然ダメ」と反省しきり。それでも、「15年やってきているから、なんとでもなります」と自信を見せた。
メインでは、タッグマッチで挑発合戦を繰り返してきた永田裕志(50)と石井智宏(43)が激突したが、石井が必殺の垂直落下式ブレンバスターで大ベテランに完勝。タイチ(38)と本間朋晃(42)戦はタイチが聖帝十字陵で本間からギブアップを奪い、YOSHI―HASHI、チェーズ・オーエンズとともに2回戦進出を決めた。
▽6人タッグマッチ20分1本勝負
〇石森太二、バッドラック・ファレ、ヒクレオ(6分53秒 ブラディークロス→片エビ固め)ウィル・オスプレイ、マイキー・ニコルス、ロッキー・ロメロ●
▽6人タッグマッチ20分1本勝負
〇デイビーボーイ・スミスJr.、鈴木みのる、ランス・アーチャー(8分11秒 ブルドッグボム→エビ固め)小島聡、矢野通、トーア・ヘナーレ●
▽タッグマッチ20分1本勝負
〇BUSHI、EVIL(5分08秒 エムエックス→片エビ固め)ザック・セイバーJr.、TAKAみちのく●
▽6人タッグマッチ20分1本勝負
〇鷹木信悟、内藤哲也、SANADA(10分25秒 ラスト・オブ・ザ・ドラゴン→片エビ固め)飯伏幸太、後藤洋央紀、SHO●
▽8人タッグマッチ20分1本勝負
〇オカダ・カズチカ、天山広吉、真壁刀義、棚橋弘至(12分27秒 レインメーカー→片エビ固め)マイケル・エルガン、コルト・カバナ、田口隆祐、海野翔太●
▽NEW JAPAN CUP1回戦・時間無制限1本勝負
〇YOSHI―HASHI(12分26秒 バタフライロック)中西学●
▽同
〇タイチ(17分54秒 聖帝十字陵)本間朋晃●
▽同
〇チェーズ・オーエンズ(24分36秒 パッケージドライバー→エビ固め)ジュース・ロビンソン●
▽同
〇石井智宏(21分34秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め)永田裕志●
※YOSHI―HASHI、タイチ、オーエンズ、石井が2回戦進出