女子レーサー密着 オフにつけまい~新田有理、毎日見る自分の姿 きれいじゃないと嫌
今回のオフにつけまいは、広島支部のやんちゃ娘・新田有理(26)=116期=が登場する。「きれいな物を見るのが好き」と話す新田が、東京の“丸の内イルミネーション”を観賞した。
―イルミネーションは良く見る?
「はい! 単純にきれいなものが見たくて、よく行きます。100メートルイルミネーション(ひろしまドリミネーション)って知ってます? あれを、毎年1回は一人で見に行ってます」
―丸の内イルミネーションはどうだった?
「感動しました。いつまでも見てられる感じ」
―他に好きな景色は?
「実家が広島の廿日市(はつかいち)市っていうとこなんですけど。星空がメッチャきれいで。大好きな夜空です」
―きれいなものには目がない?
「そう! だから、美容にも気を使ってます。自分の姿って毎日見るじゃないですか? それがきれいじゃないと嫌だなって。なんか、ナルシシストみたいで恥ずかしい(笑い)」
―具体的にはどんなことをしている?
「エステとかも行きますけど、やっぱ買い物ですかね。コスメとか洋服とか、賞金もどんどん使っちゃうんでお金がない(笑い)」
―買い物はどこでする?
「広島では基本しないです。東京、新大阪、名古屋とかに月に1回行って爆買いする、みたいな」
―他に趣味は?
「今年から競輪を始めて、暇な時は買ってます」
―本場にも行く?
「5、6回行きました。山口(剛)さんたちが作っている、競輪予想のLINEグループには入れてもらってます。そこで、予想のやりとりをしたりしてますね」
―当たる?
「競輪は難しいです。でも買っていると、自分に賭けている人の気持ちが分かります。やっぱり、予想したとおりに走ってくれるとうれしいですし」
―ファンの期待に応えられてると思う?
「いやもう全然ですよ。シンプルにレースが下手! まだレーサーとして始まってもいないです」
―目標は?
「まずはA級に上がりたい。旋回力を身につけたいですね。最終的には、山口剛さんみたいに攻めが鋭いレーサーになりたいです」
―第3回レディースオールスターに選ばれるなど、人気も出てきました。
「信じられないです。私、愛想が良くないんで人気ないんですよ」
―そんな印象はないが。
「結構怖いイメージっぽいんですよね。どうやって笑えばいいか、分からないだけなんですよ」
―愛想笑いは苦手?
「苦手です! でも、これだけは書いておいてほしいんですけど、私ただのアホですから」
―と、言うと?
「全てのことを『楽しくやれればいいな』って考えているだけです。あ、これが目標かも。ありのままの自分を変えずに、楽しくレーサーを続けていく! まあ、誰もが言ってるようなことなんですけどね(笑い)」
◆新田 有理(にった・ゆり)1992年1月14日生まれの26歳。広島県出身。15年5月の宮島一般戦でデビュー。その節の8走目で初勝利を挙げる。19年前期はB1級。レーサーを目指したきっかけは「大好きな兄(泰章)の影響です。選手としてイキイキした兄を見ているうちに、本気で『私も選手になって、楽しい人生を送りたい』と思うようになりました」。153センチ、血液型B。