ボートレース平和島G1「トーキョー・ベイ・カップ」あす開幕 浜野谷、先月3年ぶりG1制覇に「まだやれる」

スポーツ報知
現在今年の賞金ランク13位に付けている浜野谷。今年はGP出場も狙える

 F持ちも「自信」 浜野谷が約3年ぶりにG1で優勝した。6月のまるがめ66周年記念優勝戦で、インからコンマ04のスタートを決めて押し切った。「巡り巡ってきたチャンスでしたが、まだやれるのかなと思いました」。予選を3位で通過し、準優9Rを逃げ切ると、予選2位と1位の選手が、ともに2着に敗れたことで手にしたファイナルの1号艇だったが、その好機をしっかりとものにして、自信を取り戻す1勝につなげた。

 その後の下関64周年でFを切ったが、SGグランドチャンピオン(徳山)では予選5位で準優進出するなど、その影響を感じさせない。「(F休み前の)メモリアルまでは(スタートは)慎重になると思いますが、平和島は何回も走っているので、自信はあります」。地の利は大きい。一方の調整面は「平和島でG1とG3を勝っている長田もいるし、調整も大丈夫でしょう」と、他の地元勢の存在は心強い。

 ダービー射程圏 まるがめでの優勝が効いて賞金ランクは13位だ。また、勝率でダービー出場を狙える位置にもいる。9月がF休みになるので、けっして余裕があるわけではないが、今大会で好結果を出して、ダービー出場権をも得るようなら、8年ぶりのグランプリ出場(賞金ランク上位18人)がはっきりと見えてくる。「(東京勢は)みんな、そう思っていると思いますが、地元のタイトルなので、負けないように、頑張ります」。各地の強豪を迎え撃ち、05年以来のトーキョー・ベイ・カップ奪回を目指す。

ギャンブル

×