ボートレース浜名湖【プレミアムGIヤングダービー】あと4日 前哨戦のイースタンヤングを秋元がウエスタンヤングを仲谷が制す

スポーツ報知
24歳の仲谷は、昨年のヤングダービーでは優勝戦で2着となっている

 ヤングダービーの前哨戦に相当するG3第5回イースタンヤングとG3第5回ウエスタンヤングが6月28日から行われた。住之江(大阪支部)以東をイースタン、尼崎(兵庫支部)以西をウエスタンと区分し、それぞれの勝率上位(17年11月~18年4月)50人が対戦した。優勝者にはヤングダービーの優先出場権が与えられるため、勝率でヤングダービー出場に届かない選手にとっては出場権を得るラストチャンスだ。

 津で開催されたイースタンヤングは、ドリーム戦1、2号艇の磯部誠(愛知)、木下翔太(大阪)らが予選落ちする一方で、地元・三重勢が大活躍して3人(松尾充、中嶋健一郎、春園功太)が優出した。1号艇を獲得した松尾のデビュー初優勝はならず、4号艇の秋元哲(埼玉)がまくって優勝した。

 下関でのウエスタンヤングは、台風の影響で最終日が順延になり、優勝戦はイースタンヤングから1日遅れの7月4日になった。3日目までに3件、合計6人がフライングに散る中、仲谷颯仁、羽野直也の福岡コンビが順当に予選1、2位で通過した。羽野は準優で敗れたが、準優でただ一人逃げ切った仲谷は、優勝戦も逃げて圧倒し、第1回からの福岡勢の連覇を5に伸ばした。

 秋元と仲谷は勝率でヤングダービー出場権を確保していたため、両大会の結果を受けて予備1位の上條嘉嗣(大阪)と同2位の森智也(兵庫)が繰り上がって出場52人が出そろった。上條はヤングダービー初出場で、弟・暢嵩との兄弟同時出場が実現した。(正永 岳宏)

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