ボートレース浜名湖【プレミアムG1ヤングダービー】あと3日 女子最強の小野がヤング最強の称号も狙う

スポーツ報知
SG予選突破も経験している小野。優勝の期待は高まる

 女子でありながら優勝候補の一角に推される、小野生奈(29)=福岡=。近況のリズムを聞かれ、「黒ホイールの新エンジンに対応が遅れたせいで、優勝が少ないですね」と、悔しさをにじませた。それでも、近3節は3優出2Vと好調ぶりを見せている。「この3節は同じ調整をしているんですけど、乗り心地が来るようになりました。結果もついてきましたね」と、上昇カーブを描く。

 年齢で、今年が最後のヤングダービー。「私は、どんな開催でも一番年下の気持ちで臨んでいますから」と、特別気負ってはいない。「SG、G1は楽しいですね。スピード感が速くて1Mがきれいに開くからレースがしやすい。それに、選手同士の会話を聞いてるだけでも調整面だったり、色々と勉強になります」と、緊張よりも楽しさを強調した。

 浜名湖は、今年3月のクラシック以来となる。「回り足が来ないので調整的には苦手かも…。いくら広くても、そこが来ないと展開を突けないですからね」と、やや不安げな様子。それでも、「まぁ悪くはないと思います」。トップレーサーらしい余裕をのぞかせた。

 今節出場する女子選手は6人。中村桃佳(25)=香川=をはじめ、他のメンバーらもみな特筆すべき技術を持った選手だ。その中でも間違いなく“女子最強”と呼べる小野が、その先に待っている“現役最強”の称号へ、快速ヤングマンたちとの決戦へ臨む。(角田 晨)

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