ボートレース【SGグランプリ開催まであと17日、G1クイーンズクライマックス開催まであと26日】年間NO1選手を決める最高峰の大会

スポーツ報知

 SGチャレンジカップとG2レディースチャレンジカップ(11月・芦屋)が閉幕し、SGグランプリ(19日~住之江)出場の18人、G1クイーンズクライマックス(28日~平和島)出場の12人が決定した。当欄では17回にわたり、出場レーサーや大会の見どころを紹介する。第1回は大会の歴史。

◆グランプリの歴史

 グランプリは年間NO1選手を決めるボート界最高峰の大会で、毎年12月のクリスマス時期に開催される。第1回は「賞金王決定戦」として1986年に住之江で行われ、優勝賞金は3000万円。その後は徐々に賞金額が上がり、97年に公営競技最高額の1億円となった。

 出場選手は同年1月から11月末のチャレンジカップ終了時までの獲得賞金上位者。13年までは12人、名称が現在のグランプリになった14年からは18人に増え、勝ち上がり方式も2ステージ制となった。初日、2日目はトライアル1stとして賞金7~18位の選手が対戦。突破した6人と賞金1~6位の6人、計12人が3~5日目のトライアル2ndを戦い、最終日のファイナリスト6人を決める。また、同時開催で「SGシリーズ戦」も行われる。

◆クイーンズクライマックスの歴史

 12年に「賞金女王決定戦」として創設され、女子選手の年間賞金NO1を決める大会だ。現在の名称に変わった14年から年末開催となり、優勝戦は大みそかに行われている。優勝者は第1回から順に三浦永理、平山智加、日高逸子、川野芽唯、松本晶恵、遠藤エミ。夏のレディースチャンピオンはV賞金1000万円で同じく女子限定のプレミアムG1だが、当大会は同1200万円で位置付けは最も上となっている。

 出場選手はグランプリと同じく、チャレンジカップ、レディースチャレンジカップが終了する日までの獲得賞金上位者で、12人が出場する。同時開催の「G3シリーズ戦」は26日が初日。当G1は28日から30日までの3日間、11、12Rでトライアルが行われ、得点上位6人が最終日の優勝戦に挑む。

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