競輪の“不死鳥”市田佳寿浩が引退…10年にGI「寛仁親王牌」制覇

2018年10月22日4時0分  スポーツ報知
  • 引退を決意した市田。大けがを乗り越え数々のタイトルを獲得した

 競輪のスター選手で、2010年のGI「寛仁親王牌」を制した市田佳寿浩(43)=福井・76期、A級1班=が引退の意向を固めたことが21日、スポーツ報知の取材でわかった。市田自身はこの日、口を開かなかったが、すでに親しい関係者には報告を済ませており、近日中に会見を開く予定。

 度重なるケガや病気を乗り越え、「不死鳥」と呼ばれた男がバンクを去る。昨年3月の高松G2「ウィナーズカップ」初日に落車し、右の股関節周辺を骨折。選手生命も危ぶまれたが、人工関節を埋め込み、今年5月の福井FIで1年2か月ぶりに復帰した。だが、7月からは約22年守ったS級の座からA級に陥落。9月の和歌山F22日目に落車して以降は、欠場していた。

 市田は76期の在校NO1の実績を引っさげ、1995年にデビュー。1つ年上の村上義弘(京都)とともに、近畿の大型先行選手として頭角を現し、精神的支柱として若手を引っ張ってきた。

 ◆市田 佳寿浩(いちだ・かずひろ)1975年7月28日、福井・春江町(現在は坂井市春江町)生まれ、43歳。春江工高卒。第76期生として日本競輪学校に入学、1着73回で在校成績1位。95年8月松阪でデビュー(〈1〉〈2〉《1》着)。06年7月の函館「サマーナイトフェスティバル」(G2)でビッグ初制覇。10年2月に玉野「西王座戦」(G2)を制し、7月の前橋「寛仁親王牌」でG1初優勝。12月立川「KEIRINグランプリ」出場(4着)。1679走451勝、優勝65回。身長175センチ、体重80キロ、太もも64センチ。血液型A。

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