渡辺雄太が地元記念初V 5月以来、2度目のG3制覇

スポーツ報知
伊東競輪の開設68周年記念G3「椿賞争奪戦」決勝を勝った渡辺雄太(右)

 渡辺雄が地元記念初V。伊東競輪の開設68周年記念G3「椿賞争奪戦」決勝は16日、最終日の第12Rで行われ、渡辺雄太(24)=静岡・105期=が、地元記念初制覇を飾った。

 今年5月の名古屋以来、2度目のG3制覇。地元勢では、2010年の新田康仁以来となる優勝。レースでは、残り2周半から先行態勢に入った郡司浩平をピッタリと追走。最終1コーナー5番手から仕掛けた鈴木竜士の動きに合わせ、2コーナーで番手まくりを打って快勝した。渡辺を追った岡村潤―和田健太郎が2、3着に続いた。渡辺の次回出走予定は、28日からのF1静岡。

 渡辺「取れた位置からで付いていくだけだと思っていた。郡司さんが前に出た瞬間に鈴木さんのペースが緩んだので、中団取りだなと。ただ、そこからのペースの上がり具合がきつかったので、ピッタリ付いていかないと離れそうだった。パッと後ろを見たら、鈴木さんが来ていたので、行かなきゃと。ちょっと出るのが遅かったかなと思ったけど、セーブだった。まだ自力では本命を背負えない感じなので、しっかり背負えるように。来年は(同期でS級S班になる)清水裕友君に勝てるように、まずはG1の決勝に乗れるように頑張ります」

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