神山拓弥が2度目の大宮記念制覇

スポーツ報知
大宮競輪を優勝した神山拓弥

 大宮競輪の東日本発祥70周年G3「倉茂記念杯」決勝は最終日の20日、優勝賞金360万円をかけて第12レースで争われた。関東の3番手で運んだ神山拓弥(31)=栃木・91期=が、最終2角で3番手に切り替えた平原康多の仕掛けに乗って直線外強襲を決めて優勝。2015年の名古屋(《2》《2》〈2〉《1》着)以来、4度目のG3制覇を果たした。大宮記念Vは、5年ぶり2度目。2着は志智俊夫、3着に入った橋本強は、内側追い抜きで失格となり、平原康多が繰り上がった。 上位3人の次回出走予定は、神山が別府G1読売新聞社杯全日本選抜(2月8~11日)、志智は松阪F2ブロックセブン(1月27日)。平原は高松記念G3(1月31日~2月3日)。

 神山「矢野さんが駆けてくれ、野口さんに行かれてしまったが、平原さんが冷静に判断してくれた。ラインのおかげ。橋本さんが内をしゃくってきたので身構えたが、さらに前に行って、そのタイミングで平原さんが仕掛けてくれたので、その勢いで踏めた。きょうは本当によく伸びた。平原さんを抜けたということは、特別競輪でも戦えるということだし、練習方法も間違っていなかったんだと確認できた。G1の決勝は2回しかなくて、悔しい思いばかりなので、しっかり結果を出していけるように頑張っていきたい」

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