元巨人・セペダがキューバ伝説の選手と東京D訪問!来季も現役「300号は打ちたい」

スポーツ報知
東京Dを訪れた元巨人・セペダ(右)

 元巨人のフレデリク・セペダ外野手(38)が5日、キューバ国内リーグのシーズンオフの旅行で来日し、かつてプレーした東京Dを訪問した。

 この日は巨人・楽天戦が行われる予定で、練習中にグラウンドに足を踏み入れたセペダ。巨人時代の本拠地は昨年3月のWBCでもプレーした場所で、懐かしそうに練習を眺めた。

 セペダは強打のスイッチヒッターとして長年キューバ代表の主軸に座って国際大会で活躍。14年シーズン途中に巨人に入団した。15年まで計2年間、日本でプレーし、通算成績は72試合で打率1割6分3厘、6本塁打だったが、まじめな取り組み、温厚な人柄でチームに溶け込み、成績以上に強烈な印象を残して帰国。日本の野球道具を母国の野球少年に贈るなど、愛される性格だった。

 帰国後は国内リーグでプレー。38歳となった現在も現役バリバリだという。今回はシーズンオフの休暇を利用し、国内リーグ通算257勝のペドロ・ラソ氏、日本の社会人野球・シダックスでもプレーしたフンコ氏、キューバの英雄・キンデラン氏ら伝説の選手たちと来日して東京Dに来場した。

 セペダは来シーズンも現役続行の予定と明かし、「あと18本で通算300号本塁打なので、それは打ちたいと思っています。何歳までプレーできるか分かりませんが、頑張ります」と柔和な笑顔を見せ、古巣巨人ナインにエールを贈った。

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