【巨人】尚輝、4戦ぶり先発2号2ラン「打ててよかった」

スポーツ報知
8回1死一塁、吉川尚が右中間に2ランを放つ

◆日本生命セ・パ交流戦 巨人4―5西武(8日・東京ドーム)

 高めに浮いたボールを見逃さなかった。吉川尚が強く、鋭く振り抜いた打球は、右中間最前列へ飛び込んだ。5点を追う8回1死一塁。ワグナーのスプリットを捉え、2号2ランを放った。「点差もあったのでつなぐつもりで打席に入った。打ててよかった」。5月13日に中日・松坂から放って以来、出場19試合ぶりの一発は終盤の猛追につながった。

 2年目の今季は初の開幕スタメンをつかんだが、6月5日の楽天戦(東京D)で開幕から53試合目で初のスタメン落ちを経験した。それでも、この日は4戦ぶりにスタメン出場すると初回1死で菊池から左前打を放つなど、2安打2打点1盗塁と躍動した。

 由伸監督も「ヒットもそうだし(3回の)左直(記録は左飛)もいい当たりで、最後は本塁打も出たしね。少し内容は良くなってきたかなと思う」と評価。二塁の定位置は好調の田中俊との争いとなっているが、背番号0の存在はやはりチームに欠かせない。

巨人

×