【巨人】菅野“4度目の正直”でロッテ戦初白星!今季3度目完封で11球団勝利達成

スポーツ報知
3回1死一塁、右越え2ランを放った陽(左)をハイタッチで迎えた菅野(カメラ・中島 傑)

◆日本生命セ・パ交流戦 ロッテ0―5巨人(15日・ZOZOマリン)

 菅野が過去の交流戦3戦3敗のロッテ戦で“4度目の正直”の初白星。最速154キロのストレートを武器に6安打無四球完封、11球団勝利を飾った。

 菅野の完封は4月28日のヤクルト戦、5月11日の中日戦に続き今季3度目。

 ロッテ・涌井の立ち上がりを攻めた巨人。先頭の坂本勇が中前打で出塁すると、田中俊の犠打で二塁へ。3番・陽が涌井のスライダーを捕らえ、左前に適時打を放ち、1点を先制した。

 岡本の打席で涌井が暴投。陽が二塁に進んだが、岡本は遊ゴロ。続く阿部は中飛に倒れた。

 3回、先頭の坂本勇が1打席目に続く中前打で出塁。続く田中俊は三ゴロで坂本勇が二塁封殺となったが、第1打席で先制適時打の陽が涌井のカーブを捕らえ、右翼席に飛び込む2ラン。好調・陽の3打点の活躍で2点を追加した。

 2死後、阿部が右前打も亀井が遊ゴロに倒れた。

 4回、先頭の長野が左前打で出塁すると、吉川尚の二ゴロが野選となり、無死一二塁のチャンスに。小林の犠打で1死二三塁とすると、ここまで2安打の坂本勇が3打席連続の中前打で2者生還・坂本勇の早々の猛打賞でさらに2点を追加した。

 菅野は4回、荻野、藤岡裕の連打で無死一三塁のピンチを招いたが、中村、角中、清田のクリーンナップを打ち取り、この回も無失点に抑えた。菅野にとってピンチはこのイニングのみの快投劇だった。

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