【巨人】内海、父の日に奮闘…6回途中0封「自信に変えていきたい」

スポーツ報知
6回途中を無失点に抑える好投を見せた内海

◆日本生命セ・パ交流戦 ロッテ2x―1巨人(17日・ZOZOマリン)

 マウンドを降りる内海に巨人ファンから大きな拍手が送られた。1―0の6回2死二塁。打者・清田で沢村に交代した。「思い通りに投げられた球は少なかったですが、粘ることはできました」。カミネロが逆転サヨナラ負けを喫して2勝目はつかなかったが、今季4度目の先発で5回2/386球5安打無失点と好投。防御率は1・93に向上した。

 捕手の小林との綿密なゲームプランが光った。序盤の打順1巡目は、微妙に動くツーシームを多投してバットの芯を外した。3回途中から2巡目に入ると、140キロ前後の力強い直球主体に。カーブ、チェンジアップで効果的に緩急もつけ、交流戦チーム打率トップのロッテ打線を抑えた。「誠司が導いてくれた」と女房役に感謝した。

 今回の3連戦は15日の初戦で菅野が完封、2戦目で田口が8回完投負け。2人が長いイニングを投げることで、この日のように早めの継投が可能になる理想的な流れだった。「いい結果は自信に変えていきたい」と内海。4児の父が「父の日」に奮闘した。(片岡 優帆)

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