【巨人】A型仲良しコンビ吉川尚&岡本、リーグ戦再開に意気込み…対談(下)

若手で前半戦の巨人を引っ張った、吉川尚輝内野手(23)と岡本和真内野手(21)によるスペシャル対談。後編ではお互いの性格についてや、22日のヤクルト戦(東京D)から再開するリーグ戦への意気込みを明かした。
(取材・構成=後藤亮太、玉寄穂波)
―球場では一緒にいることが多い2人だが、普段はどんな会話をしているのか。
吉川尚(以下、尚)「野球の話はそんなにしないですね。まじめなんですけど、僕はあんまり野球の話をしたくない。会話にならないので。しないよな?」
岡本(以下、岡)「野球の話はあんまりしないですね」
尚「死球どこ当たった? 自打球どこ当たった?とかです」
岡「そんぐらいです」
―遠征先で一緒に外食に行ったりすることは。
岡「僕らは外食はしないので」
尚「ホテル飯です」
岡「食べに行くのがめんどくさいので…」
尚「あんまり外行くのがね。めんどくさいですし、行くタイミングもね。(宿舎の)食事会場に行く時も、人がいない時を狙って、ちょっとずらして行ったりします」
岡「A型の悪いところ(笑い)」
―人に左右されずにマイペースな2人なだけに、行動パターンも似ている。
尚「まず、ホテルに帰ってちょっとぐだぐだする時間が必要なんですよ。どこかの遠征先の時なんか、和真から『飯行きましたか?』って連絡きたんですけど、『いや、ぐたってる』と返信したら『僕もです』って(笑い)。しかも、部屋に戻って30、40分たったくらいなのに」
岡「本当にA型の悪いところですね(笑い)」
尚「(食事会場でも)和真が先にいて、僕が行って同じ場所で食べるとかはよくありますね。あとは(小林)誠司さんがいて。そのどちらかです」
―今季からレギュラーとしてシーズンを戦っているが、試合後はどういう過ごし方をしているのか。
岡「ぐだーってしてます(笑い)」
尚「試合が終わったら、終わったで気が楽になるという感じです。でも、朝起きたら、また試合か…と。打てるのかよ。うわ、(相手の先発が)菊池雄星さんか…とか思ったりしますね」
岡「本当に朝が来るのが早いです」
尚「だって、気がついたら(収録日の次カードの遠征先だった)ヤフオクDで試合していますよ。感覚的に言ったら、そんな感じですよ。今日だって、(ナイター後に)ホテルに泊まって寝て、また(デーゲームで)球場に来た。着いた時は、あれ『さっきまで、ロッカーにいたよな?』ってなりました。本当に一日が早いです」
―お互いの性格はどうみている。
尚「(岡本は)超オラオラ系で怖いです(笑い)」
岡「僕も尚輝さん怖いですよ。目も合わせられないですよ(笑い)」
―では最後に、交流戦を終えチームはここまで30勝33敗1分けで、首位・広島まで4・5ゲーム差と十分に逆転優勝の可能性を残している。今後の戦いに向けて意気込みをお願いします。
岡「やることは変わらないと思います。普段通り、試合に出たら迷惑をかけないようにしっかりと頑張ります。やっぱり、4番を打たせてもらっているので、チャンスで打席が回ってくることも多い。何とか、どんな形でもランナーをかえそうと思ってます」
尚「すげー。僕は、岡本さんの前に何とかランナーで出て、何とか得点圏に進んで、一発でかえらないといけないというプレッシャーがやばいです(笑い)」
岡「僕もプレッシャーやばいですからね。得点圏で打てなくて、プレッシャーが…。でも、僕が尚輝さんをしっかりかえせるように頑張ります!」