【巨人】鬼門マツダで8連敗 途中交代、小林に村田ヘッド「ピッチャーだけの責任やない」

2018年6月28日6時0分  スポーツ報知
  • 3回2死、鈴木(手前左)に11号ソロを打たれた田口(奥=カメラ・矢口 亨)

 ◆広島8―6巨人(27日・マツダスタジアム)

 巨人が、前夜と同じような苦しい戦いで3連敗となり、3位に後退した。先発・田口が初回いきなり4安打を浴び4失点。3回、マギーの7号3ランで1点差に迫るもその裏、鈴木に11号ソロを被弾するなど、4回8安打5失点で5敗目を喫した。前日と同じく、2番手・谷岡、続く田原も失点し、これでマツダスタジアムでは昨年8月から8連敗。首位・広島とのゲーム差は今季最大の7・5に広がった。陽岱鋼のソロやマギーの4打点で2点差まで迫ったのが、せめてもの救いだった。

 同じミスを繰り返す女房役に対し、さすがに由伸監督も耐えきれなかった。4点を追う3回先頭。1打席目を迎える小林に、代打・大城を告げた。攻撃に転じるための策と言えば聞こえはいいが、先発投手をリードしきれていないのも事実。2戦連続して初回4失点では、野手の士気も下がってしまう。

 指揮官は交代理由について「守備? それもあるし、追い上げないといけないので」と強くは責めなかったが、バッテリーコーチも兼任する村田ヘッドは厳しかった。「交代? しょうがないちゃうんか。初回に4点も取られて。ピッチャーだけの責任やない」

 26日の初戦は3四死球から松山に満塁弾を浴びた。制球面を課題にするルーキー・鍬原を立ち直らせることができず、4回に代打を出された。この日も、4安打1四球で4失点。広島の上位打線に対し、歩かせて、打たれて…の繰り返しだ。小林は「2試合連続でこういう形になっているので、自分の力不足です。田口だけ(の責任)じゃない」と背負い込んだ。

 もちろん、前夜の4失点とは訳が違う。由伸監督が軸として送り出す田口だからこそ、情けなさは増す。3回にマギーの3ランで一時は1点差まで追い上げながら直後、鈴木に被弾。流れを戻しかけて失う悪循環で、村田ヘッドも「調整なにしてたんやって話。バッテリーコーチとして監督に申し訳ない」と、小林に続いて一蹴した。たとえ、小林に配球面の課題があったとしても、田口ならば首を振るなり、バッテリー間で“会話”ができるレベルにあるはずだ。

 その左腕は試合後、険しい表情で反省の弁を並べた。「情けない。そのひと言に尽きます。実力不足。恥ずかしい。こういう負け方は二度としたくない。今日は自分自身にも腹立たしい内容だった」。これで自身4連敗。交流戦明けのリーグ戦再開後、2カード目の2戦目に起用されている時点で、首脳陣の信頼は薄くなっている。この逆境を乗り越えない限り、チーム全体の兆しも見えてこない。

 昨年7勝18敗のカープに今年も2勝7敗と差をつけられている。2戦とも攻撃陣は反撃しているだけに、バッテリー次第で流れは変わる。28日は中5日で菅野が先発する。立て直してくれるはずだ。(水井 基博)

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