【巨人】菅野でも止められず…由伸巨人、マツダ9連敗

2018年6月29日6時0分  スポーツ報知
  • 5回2死一、二塁、野間(手前)に逆転3ランを浴び、ひざに手をあてマウンドでがっくりする菅野(奥は二塁走者・丸、捕手・小林=カメラ・池内 雅彦)

 ◆広島4―2巨人(28日・マツダスタジアム)

 無情にも、白球は真っ赤に染まるライトスタンド最前列に飛び込んだ。菅野はマウンド上で肩を落として悔しがった。それほど、大きな一発だった。1点リードの5回2死一、二塁。野間に内角のスライダーをとらえられ逆転3ラン。カウント1―2と追い込んでからの4球目を痛打された。エースにとって珍しい、走者が2人以上いる状況では自身2年ぶり、51登板ぶりの被本塁打となった。

 「(カウント)1―2だったのでボールにして2―2でも良かったのかなと。投げきれなかったのは僕の実力不足というか、意識が甘かったかなと思います」

 試合後、菅野はチームの敗戦の責任を背負った。野間の一発以上に反省したのは、直前の2死二塁から松山に与えた四球だった。

 「松山さんをいい形で追い込めたので2―2、3―2からフォーク、フォークで(四球)。投げた自分もいけないですけど、もっと違う攻めがあったかなと、そっちの方がありますね」

 前回登板22日のヤクルト戦(東京D)で8勝目を挙げてから中5日。捕手の小林と入念に対策を練って臨み、序盤から直球主体の配球で攻めた。4回まで毎回走者を背負いながら無失点と粘ったが、5回に菊池のソロもあり計4失点。5回113球で降板した。

 「点を取られた回だけでなく毎回得点圏にランナーを背負って苦しい投球でしたし、これじゃあ野手もなかなかリズムに乗れないと思いますし、今日はいいところがなかったです」

 初対戦の2年目左腕・高橋昂にプロ初勝利を献上。攻撃に流れを引き寄せられなかったとして、菅野は自分を責めた。試合後、チームは村田ヘッドコーチ中心に球場で全体ミーティングを実施。ヘッドから「淡々とするのはやめよう」、「もう一回引き締めてやろう」などと声が飛んだ。

 広島に3連敗で対戦成績は2勝8敗。マツダで昨年途中から9連敗となった。借金は今季ワーストタイの「5」で4位転落。首位カープと8・5差に開いた。

 「まだ広島と15試合あるので、そこでしっかり勝てるように。まだ分からないと思うので、しっかり反省して次に生かしたい」と菅野。エースという最高のカードを切っての敗戦。切り替えて前を向くしかない。(片岡 優帆)

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