【巨人】中川、昇格 左の救援期待
スポーツ報知

巨人の中川皓太投手(24)が3日のDeNA戦(東京D)から1軍に昇格することが2日、決まった。5月21日に登録抹消後、ファームでは全てリリーフで12試合に登板。12回2/3を投げて15奪三振、1失点、防御率0・71と好結果を残していた。この日、森福が2軍降格。唯一の左の中継ぎとして大きな期待がかかる。
今季はキャンプで先発としてスタート。開幕ローテの有力候補に挙がっていたが、直前で2軍に降格。4月13日に中継ぎとして1軍に昇格し、9登板で防御率6・75で再び2軍に降格していた。ファームで中継ぎの訓練を積み、持ち味の力強い直球、スライダーを磨いて奪三振率が飛躍的に向上。短いイニングでの適性を猛アピールした。
1軍はカミネロが登録抹消となり、現在の守護神はマシソン。7、8回を上原や沢村でつなぐ構想だが、そこに左の中川が加われば起用法の幅が広がる。