【巨人】田中大輝、2軍で初先発5回1失点の好投 支配下登録へ猛アピール

スポーツ報知
巨人・田中大

◆イースタン 巨人5―3楽天(3日・宮城森林どり泉)

 巨人の育成左腕・田中大輝投手(25)が3日、イースタン・リーグ楽天戦(宮城・森林どり泉)で公式戦プロ初先発。5回1失点(自責0)と好投した。

 初回に味方のエラー絡みで失点したが、2回以降は打たせて取る投球でテンポ良く凡打の山を築いた。打線が1点を追う5回、和田恋が藤平から12号ソロを放ち同点。田中大は5安打1失点で1―1の6回から2番手の高木京にバトンタッチした。

 その後、チームが勝ち越し、高木京が勝利投手。2軍降格後初登板の森福は1回無失点に抑えた。

 田中大は熊本・必由館高出身。国学院大では大学日本代表に選ばれる逸材で、14年ドラフト4位で巨人に入団した。15年12月に左肩の手術を受けて育成契約となり、長期のリハビリを乗り越えた。

 昨季終了後、オフに菅野らのハワイ自主トレに参加し、エースから様々なことを教わった。開幕から3軍で実戦経験を積み、この日が今年初の2軍戦登板。「今年、結果を出すことが菅野さんへの恩返しになると思うので、頑張ります」と話していた左腕が、支配下登録復帰に向け、結果を残してアピールした。

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