【巨人】阿部「追いつけたらな…」代打で1点差に迫る2点タイムリー

スポーツ報知
7回、阿部が2点タイムリーを放つ(カメラ・矢口 亨)

◆巨人4―8DeNA(4日・東京ドーム)

 痛烈な打球が右前に抜けると、逆転を願うスタンドは大歓声に包まれた。3点ビハインドの7回。無死二、三塁の好機を迎えると、代打・阿部の名前がコールされた。ウィーランドの前に2球で追い込まれたが、ボールを見極め、ファウルで粘る。最後は148キロ内角低めの直球を仕留め、追撃の2点適時打を放った。試合後は「追いつけたらな…」と話すにとどめたが、由伸監督の期待に応えた。

 交流戦では、指名打者制のあるパ・リーグ主催試合ではスタメンに名を連ねてきたが、リーグ戦再開とともに再び代打の切り札としてベンチで待機。ここ4試合はいずれも無安打だったが、5試合ぶりの代打安打。これで代打では12球団トップの11打点を含む20打点とした。チームは終盤の追い上げも及ばず、連勝は3でストップしたが、背番号10がまだまだ勝負強さを発揮してくれるはずだ。

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