【巨人】菅野が絶賛した吉川大の準備力…代打からの激走に「うれしかった」

スポーツ報知
8回1死、遊撃内野安打で一塁へヘッドスライディングする代打・吉川大(カメラ・頓所 美代子)

◆巨人4―0広島(6日・東京ドーム)

 エースが投げて主将が打つ。最高の展開で首位・広島に快勝した。試合後、お立ち台に上がったのは菅野と坂本勇。大歓声を浴びた。その後の囲み取材。菅野は自ら吉川大の名前を挙げ、その活躍をたたえた。

 「最後、吉川大幾が出ましたけど、彼はいつもすごく準備をしているなと僕は思っています。投手が代われば、けん制であったりタイミングを計っている。今日のヒーローは勇人さんと僕かもしれないですが、彼の今日の存在というのは僕はうれしかったですね」

 2点リードの8回1死。菅野の代打で出た吉川大が三遊間のゴロで一塁にヘッドスライディング。気迫で内野安打とすると、二盗と捕手・会沢の悪送球で一気に三進。貴重な追加点につながり、ベンチで立って声援を送っていた菅野も、大きな拍手を送って喜んだ。

 主役に途中出場の選手も役割を果たし、チーム一丸で最高の勝利だった。(片岡 優帆)

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