【巨人】内海、常に背水の覚悟「危機感」開幕

スポーツ報知
ブルペンで投球練習をする内海

 16日の阪神戦(甲子園)に先発する巨人の内海哲也投手(36)が15日、G球場で調整し、危機感を強調した。今季は6登板で2勝1敗、防御率2・29と安定。中8日でチームの後半戦初戦を任された。

 「(大事な試合だと)あまり考えすぎないようにします。普通のシーズンの1試合として全力を尽くしたい。今でも1試合ダメだったら危ないという危機感を持ってやっています」

 先発ローテに欠かせない存在になっているが、安泰だとは思っていない。「(先発もできる)光夫(吉川)も野上も中継ぎにいる。1試合1試合という意識で、任されたところで全力を尽くしたい」。1軍生き残りへ、常に背水の覚悟でマウンドに上がっている。

 チームは前半戦の最後を4連勝で締めて借金「1」の2位。菅野が球宴に出場し、山口俊が11日のヤクルト戦(神宮)で登板。先発2本柱が、後半戦初戦となる16日に投げるには間隔が短いという状況で、好調の内海がカード初戦を託された。「さらにいい波をつくれるようにしたい」と勢いを加速させるつもりだ。(片岡 優帆)

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