【巨人】岡本、坂本勇が戻るまでリーダー代行に名乗り

スポーツ報知
広島に移動する岡本

 阪神に甲子園で3タテを食らわせて後半戦好スタートを切った巨人は、5ゲーム差の首位・広島と敵地で3連戦に臨む。チームの若き主砲、岡本和真内野手(22)は、負傷離脱した坂本勇の「リーダー代行」に名乗りを上げた。

 阪神に甲子園で3タテを食らわせて後半戦好スタートを切った巨人は、5ゲーム差の首位・広島と敵地で3連戦に臨む。チームの若き主砲、岡本和真内野手(22)は、負傷離脱した坂本勇の「リーダー代行」に名乗りを上げた。

 岡本が「リーダー代行」に名乗りを上げた。チームトップの56打点を挙げていた主将の坂本勇が左脇腹の肉離れとみられる負傷で離脱したのを受け「坂本さんが一番打点を稼いでいた。坂本さんの穴は大きいけれど、僕がしっかりしないといけない」と言い切った。

 ナインの精神的支柱としての役割も引き継ぐ。「どんな時でも、先頭に立ってみんなを引っ張ってくれるのが坂本さん。帰って来るまで、僕がしっかり引っ張っていくつもりでやっていけたらと思います」。坂本勇といえば、守備時に頻繁にマウンドへ足を運んで「間」を取ったり、投手を鼓舞したりと、プレー以外でも存在感を示していた。岡本も「そういうのもやっていけたらいいですね」とうなずいた。

 チームは今季マツダスタジアムで5戦全敗。シーズン序盤の8連勝が止まったのも広島だった。岡本自身も広島戦では打ちあぐねてきた。だが今は違う。キャプテンの離脱後、各自が奮闘して連勝を7まで伸ばし、今季一番と言えるほどの勢いがある。岡本も阪神との後半戦3試合で5安打と上々のスタートを切った。「しっかり自分の仕事ができるように」。王者をこのまま独走させるつもりはない。(尾形 圭亮)

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