【巨人】山口俊&菅野で広島に勝つ!斎藤コーチ「叩かないと差が縮まらない」

スポーツ報知
キャッチボールする菅野(カメラ・橋口 真)

 阪神に甲子園で3タテを食らわせて後半戦好スタートを切った巨人は、5ゲーム差の首位・広島と敵地で3連戦に臨む。初戦に山口俊投手(31)、2戦目に菅野智之投手(28)をぶつける。

 巨人が勝負の「2本柱リレー」で広島を追いかける。初戦は中8日の山口俊、2戦目は球宴から中6日の菅野が先発する。リーグ最多5完投の両投手のダブル投入だ。先陣を切る山口俊はマツダで先発投手練習に参加し「チームが勝てるように。長いイニングを投げられれば」と役割を全うする覚悟を見せた。

 首脳陣は前カードの阪神戦(甲子園)で後半戦の開幕投手に内海を指名し、ヤングマン、メルセデスで3連勝を飾った。当初の構想通り山口俊、菅野を並べる広島戦を、最高の形で迎える。斎藤投手総合コーチは「うちの2本柱。広島を叩かないと差が縮まらない。何とか2人には頑張ってほしい」と話した。

 菅野は現在プロ通算994回1/3。1000投球回達成が見えている。次戦142登板目での到達なら巨人では江川、桑田、上原に次ぐ4番目の速さ。その上で通算防御率2・18を誇る。

 チームは8日の広島戦(東京D)から、全て先発投手に白星がついて7連勝中だ。7月に入って10勝3敗と勢いに乗っているが、7試合連続登板中のマシソンなどブルペンがフル稼働。長いイニングを安定して投げている山口俊、菅野に大きな期待がかかる。(片岡 優帆)

巨人

×