【巨人】ヤングマン、バレに逆転5階席弾で初黒星 ワースト5失点「申し訳ないです」

スポーツ報知
5回無死一、二塁、バレンティン(左)に左越え逆転3ランを浴びたヤングマン(カメラ・石田 順平)

◆巨人5―6ヤクルト(25日・京セラドーム大阪)

 闘志をむき出しにして立ち向かった。巨人のヤングマンは左手首の痛みをこらえて力投したが、5回10安打で来日ワーストの5失点。初黒星がついた。

 2回に川端の打球が左手首を直撃し、試合中に検査のため病院へ直行。広報を通して「打球が当たって多少の痛みはありましたが、長いイニングを投げることができず申し訳ないです」とコメントを発表した。

 京セラDだったが、今季4登板目で初のホームゲーム。登場曲に設定する西城秀樹さんの名曲「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」が初めて場内に流れた。「この曲でマウンドに上がるのが楽しみだね」と話していた助っ人右腕。初回、場内のファンも「YMCA」ダンスで盛り上がり、試合が幕を開けた。

 打球直撃後は患部にテーピングを巻いて投げ続けた。4回までに5安打されながら無失点と粘投。だが、相手の打順が3巡目に入った5回、坂口からの3連打で1点を返され、バレンティンに3ボールからのカーブを左翼5階席へ運ばれ逆転3ラン。この回一挙5点を失って降板した。

 球団の外国人では88年のガリクソン以来、30年ぶりとなるデビューから4戦4勝の快挙は逃したが、先発ローテに欠かせない存在となった。今後については26日の患部の状態を見て判断する。

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