【巨人】マルティネス、初打席初本塁打!支配下登録即スタメンで先制点叩き出す

スポーツ報知
2回1死、マルティネスが右中間に1号本塁打を放つ(カメラ・橋口 真)

◆巨人―中日(27日・東京ドーム)

 巨人は2回1死、この日支配下登録され「7番・二塁」でスタメン出場したマルティネスが、右中間スタンドへ初打席初本塁打となる先制1号ソロをたたき込んだ。

 左打席に立った背番号96が、いきなり結果を出した。フルカウントからの7球目、外角高め、見逃せばボール球の変化球を長い腕を伸ばして引っ張ると、打球はG党で埋まった右中間スタンド最前列に飛び込んだ。ダイヤモンドを1周してベンチに戻ると、マギーと抱き合って喜んでいた。

 マルティネスはドミニカ共和国出身の両打ち内野手。持ち味は両打席からのパワフルな打撃だ。来日2年目の今季、2軍で主軸を務めており、6月24日の日本ハム戦(茨城・土浦)では2回に右打席で左翼場外へ先制ソロ、延長10回には左打席で決勝弾と、左右両打席本塁打を達成。ここまで打率2割7分1厘、チームトップでリーグでも日本ハム・清宮に次ぐ2位となる14本塁打、41打点と結果を残していた。

 さらに、今季から2軍で本格的に二塁の守備に挑戦。柔らかいグラブさばきで内野なら捕手以外はどこでも守れるユーティリティーさも魅力だ。

 ◆ホルヘ・マルティネス(JORGE MARTINEZ) 1993年3月29日、ドミニカ共和国生まれ。25歳。ディビーナ・プロビデンシア高からインディアンス傘下マイナー、アストロズ傘下マイナーを経て17年から育成選手として巨人入り。今季は2軍で主軸としてイースタン・リーグ71試合に出場し、打率2割7分1厘、14本塁打、41打点。188センチ、77キロ。右投両打。

巨人

×