【巨人】ノーノー山口俊、情報遮断の過去…FAの先輩・杉内の励ましが支えに

2018年7月28日6時0分  スポーツ報知
  • 12年5月30日の楽天戦(東京ドーム)でノーヒットノーランを達成し喜ぶ杉内

 ◆巨人5―0中日(27日・東京ドーム)

 巨人の山口俊がプロ野球史上79人目(90度目)のノーヒットノーランを達成した。中日相手に許した走者は7回の四球による1人だけの準完全試合。チームでは12年の杉内以来12人目(16度目)の快挙で、今季8勝目を挙げた。打ってはこの日、支配下登録されたばかりのマルティネスが「7番・二塁」で即スタメン出場。巨人の育成出身では初めてとなる初打席本塁打の衝撃デビューを飾った。8回には岡本が18号3ランを放ち、チームは連敗を6で止めた。

 山口俊は過去のプロ野球で印象に残っているノーヒットノーランを聞かれると「杉内さんですね」と振り返った。12年5月30日の楽天戦(東京D)。あと一人で完全試合を逃した試合だ。当時はDeNAの守護神。同年4月には本拠地・横浜で広島の前田健太に無安打無得点を食らい「マエケンの時は自分もやりたいなと思って見ていました」と刺激されたのを覚えている。

 16年オフにFA宣言。移籍当初は容赦ないバッシングを浴び「ネットのニュースは見ないようにします。見てもプラスにならないですから」と話していたが、当時、FAの先輩として親身になって助言し、励ましてくれたのが杉内だった。

 1軍で投げるようになると変わった。「ネットのニュース、見るようになりました。自分が何を言われているのか結構、楽しいですよ。厳しいことを言われなくなったらおしまいですから」。覚悟を決め明らかに精神的に強くなっていた。

 球団では杉内以来、6年ぶりの無安打無得点。現在はリハビリ生活を送る杉内も喜んでいるに違いない。(巨人投手担当・片岡 優帆)

ニュース 順位表スコア速報
注目トピック