【巨人】山口俊に聞く「ああいう歓喜を優勝という形で味わいたい」
スポーツ報知

◆巨人5―0中日(27日・東京ドーム)
巨人の山口俊がプロ野球史上79人目(90度目)のノーヒットノーランを達成した。中日相手に許した走者は7回の四球による1人だけの準完全試合。チームでは12年の杉内以来12人目(16度目)の快挙で、今季8勝目を挙げた。打ってはこの日、支配下登録されたばかりのマルティネスが「7番・二塁」で即スタメン出場。巨人の育成出身では初めてとなる初打席本塁打の衝撃デビューを飾った。8回には岡本が18号3ランを放ち、チームは連敗を6で止めた。
◆山口俊に聞く
―試合後の心境は。
「まだ実感がないです。家に帰って実感が湧いてくるのかなと思います」
―試合中のベンチの雰囲気は。
「意外とシーンとしていました。こういうのは、言ったら打たれるというのがあるみたいで。野上と話をして、あとはダイカン(陽)が話してきたくらいです」
―この快挙を一番伝えたい人は。
「まずは家族ですね。一番近くで支えてもらっていますし。自分と家内の互いの両親ですね。あと応援してくださっているファンの皆さまにも感謝したいです」
―ウィニングボールは。
「まずは家に飾ります」
―試合終了の瞬間はナインに囲まれ、サヨナラ勝ちのような雰囲気だった。
「すごくうれしかったです。まだまだ優勝をあきらめていないですし、ああいう歓喜を優勝という形で味わいたいなと思いました」