【巨人】高田、プロ初先発へ「いい緊張感を持てています」
スポーツ報知

巨人の高田萌生投手(20)が28日、プロ初登板初先発となる29日の中日戦(東京D)に向け、短距離ダッシュなどで備えた。2軍では5勝2敗、防御率3・14。「何かを変えるわけじゃなく、今まで通り自分の投球をするだけだと思います」と力強く決意を示した。
岡山・創志学園高から16年ドラフト5位で入団した2年目右腕。150キロ近い速球、スライダーを軸にストライクゾーンで勝負するスタイルを磨き、ファームでは先発ローテの一員として好投を続けた。27日から1軍に合流して練習。「しっかり試合をイメージして、いい緊張感を持てています」と準備はできている。
小さい頃から中日・松坂に憧れて投球フォームを参考にしてきた。その松坂がこの日、東京Dで1軍の試合前練習に参加。その姿を見つけたが、グラウンド上で直接、会話をする機会はなかった。「対戦するのは中日の打者なので。打者との対戦に集中したいです」と表情を引き締めた。
巨人はメルセデスら投手陣も若手の新戦力が台頭している。大きな期待を背負って、高田がベールを脱ぐ。