【巨人】育成の松原聖弥と支配下選手契約「ここからがスタート」

　巨人は３０日、育成選手の松原聖弥外野手（２３）と支配下選手契約を締結したと発表した。新しい年俸は４２０万円（金額は推定）、背番号は「５９」に決まった。東京・大手町の球団事務所で会見に臨んだ松原は「プロとしてここからがスタート。今まで以上に細かい所まで追求される立場になったんで、今まで以上に死にものぐるいで、１軍の試合で活躍、チームの勝利に貢献できるような選手になっていきたい」と豊富を語り、レギュラー奪取を目標に掲げた。

　５０メートル５秒８の俊足を武器に、イースタン・リーグトップの１６盗塁、同３位の打率３割１分９厘をマーク。守っても同３位となる６捕殺と、走攻守でアピールを続け、支配下登録入りを勝ち取った。会見に同席した鹿取ＧＭは「希望としてはリードオフマンのような感じで、足を生かした打撃を見せてもらいたい。守備範囲も広い」と期待をかけた。

　松原は宮城・仙台育英高から明星大を経て、１６年育成ドラフト５位で巨人入りしていた。