【巨人】メルセデス、被安打3でプロ初完投!DeNAを3タテ

スポーツ報知
7回1死一塁、伊藤を投ゴロの併殺に抑えてグラブをたたいて喜ぶメルセデス(カメラ・矢口 亨)

◆DeNA2―3巨人(2日・横浜)

 巨人はメルセデスがDeNA打線を、わずか3安打、2失点に抑え、初の完投勝利。チームは3連勝を飾った。

 7月10日のデビュー戦から3登板20イニング連続無失点と抜群の安定感を誇ったメルセデス。7月に支配下登録されたばかりのドミニカ共和国出身の左腕がDeNA斬りを狙い登板した。

 前日の試合で左手を骨折した吉川尚の代役として遊撃には山本が入った。

 巨人は初回、先頭の重信が左安打で出塁。続く山本の犠打で二塁に進むと、マギーの左中間への適時二塁打で1点を先制した。

 4回にも長野の右前適時打で1点を追加。

 5回にも2死から山本が二塁後方にポトリと落ちる安打で出塁も続くマギーの右翼線への安打で山本がホームを狙ったがアウトとなった。

 メルセデスは5回までDeNA打線を相手に1四球のみの無安打投球。連続無失点記録を25回まで伸ばした。

 しかし、6回1死後、メルセデスは柴田に左前への初安打を許すと、続く桑原に左翼席に飛び込む2ランを浴び、メルセデスの連続イニング無失点は25でストップした。

 メルセデスは7回にも筒香にヒットを浴びるが、後続の宮崎を抑え、この回も無失点できりぬけた。8、9回も三者凡退に抑え、111球の完投勝利を飾った。

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