【巨人】宇佐見、プロ初の「完投リード」DeNA戦日替わり3捕手で3連勝!

スポーツ報知
メルセデスの完投勝利を抱き合って喜ぶ宇佐見(右)

◆DeNA2―3巨人(2日・横浜)

 巨人・宇佐見真吾捕手(25)が2日、DeNA戦(横浜)に「8番・捕手」で先発。バッテリーを組んだメルセデスの人生初完投となる2失点完投勝利をアシストした。

 試合終了の瞬間、宇佐見はマウンドに駆け寄り、メルセデスと抱き合って喜びを爆発させた。それもそのはず。スタメンマスクの試合で先発投手の完投勝利を最後までリードしたのは、プロ3年目で初めてだったからだ。「自分にとっても初めてだったのでうれしかったです」と振り返った。

 2軍時代からバッテリーを組んでいたこともあり、メルセデス先発試合は全て宇佐見が捕手として出場。この日は「前回の京セラドーム(7月26日ヤクルト戦)で球数が多くて8回(122球)で交代させてしまったので」とテンポ良くストライク先行の投球を引き出し、5回まで無安打投球を演出。「メルセデスは気持ちよく投げているなというか、楽しみながらポンポン投げているなと感じます。投手に合わせないといけないので、それに遅れないようにサインを出すようにしました」と振り返った。

 今回の敵地でのDeNA3連戦は初戦が内海―大城バッテリーで内海完封。2戦目が吉川光―小林バッテリーで吉川光7回1失点。3戦目がメルセデス―宇佐見でメルセデス完投勝利。3連戦で3人の捕手が日替わりで3連勝となった。

 宇佐見は「誠司さん(小林)は守備がいいですし、卓三さん(大城)は打撃がいい。自分は何とか負けないようにと思ってやっています。まずは抑えることが第一で、あとは打てればいいんですけど。たくさん試合に出られるにこしたことはないので、もっとアピールしていきたいです」と貪欲な姿勢を見せていた。

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