【巨人】山口俊“マツダの呪い”振り払う

スポーツ報知
山口俊はキャッチボールで調整する

 巨人・山口俊投手(31)が6日、“マツダの呪い”を振り払う決意を示した。

 順調にいけば10日からの広島3連戦の初戦に先発予定。チームは今季敵地で8連敗で、昨季からは球団ワーストを更新する12連敗と苦戦。山口俊自身も7月20日の同戦で移籍後最短、2回7失点でKOされた。チームが勝ちにつながらない原因の一つとして、球場ほぼ全体がカープファンで染まる独特の雰囲気が挙げられる。「自分的には特に感じなかったですけど、結果としてああいう結果になってしまった。今回は何とかしっかり勝てるゲームを作れるようにしたい」

 今季は18試合で8勝6敗、防御率3・53。7月27日の中日戦(東京D)ではノーヒットノーランを達成したが、3日の同戦(ナゴヤD)では初回に失点するなど7回3失点。自身の調子と結果がうまくリンクせず首をかしげるが「ゲームに入れば感覚よりも『対打者』が大事になる」と切り替える。

 この日はG球場でキャチボールなどで調整。中継ぎ陣の台所事情が厳しい中、リーグトップの6完投右腕のリベンジ投球に期待がかかる。

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