【巨人】前日サイクルの平田4安打、“要注意人物”止められず…最下位中日に3・5差

2018年8月18日6時0分  スポーツ報知
  • 8回途中5失点で降板したメルセデス(左は小林、奥はマギー=カメラ・矢口 亨)

 ◆巨人1―6中日(17日・東京ドーム)

 巨人は中日との3連戦初戦を落とし、借金が4に膨らんだ。16日の試合でサイクル安打を決めたばかりの1番・平田を止められず、4安打を浴びた。先発のメルセデスが8回途中を10安打5失点で2敗目。4回、岡本の失策が絡んで先制点を献上。8回にも失策から失点を許すなど、守備のミスも響いた。3位の巨人は最下位の中日とわずか3・5ゲーム差。ここで黒星を重ねるわけにはいかない。

 攻撃陣はわずか4安打に終わった。4回、マギーの一発による1点しか取れなかった。前日16日のヤクルト戦(神宮)でも同じヒット数で完封負け。こんな時もあるのかもしれない。だが、相手打線を抑えられれば文句はないが、そうもいかないのが現状だ。

 要注意人物に、好き勝手やられた。1番・平田―。前夜のDeNA戦(ナゴヤD)で5打数5安打を放ち、サイクルヒットの離れ業を成し遂げた、ノリノリの男である。由伸監督は「打線が調子いい中で誰かを抑えていかないと、こういうふうになってしまう」と指摘した。コーチ、スコアラー、バッテリー間で対策は練っているはずだが、5打数4安打と打ち込まれた。

 熱戦が続く甲子園でも、相手高校の調子の良い打者は特に研究し、全力で抑え込む。乗せたらワンサイドゲームになる確率は高くなり、これが強豪校に勝つための最低条件である。この日、平田への勝負球はほとんどが甘かった。「昨日の練習からかなり状態はいい」という中日の新切り込み隊長を止められなかったことが、大きな敗因。1番に起用している森監督の思惑通りにやられては、中日打線も乗ってしまう。

 由伸監督は「守備のミスが失点につながったというところがね。ずっと向こうのペースになってしまった」とも悔やんだ。4回1死一、二塁では一塁線寄りの打球を岡本が捕れず、先制点を献上。8回には、先頭・高橋の打球を山本が一塁へ悪送球。リクエストも失敗して、その後の2失点につながった。岡本は「ゲッツーを取ろうと急いで顔がいってしまった」と反省したが、何度、岡本のバットがチームを救ってくれたか。責める気にはなれない。

 クライマックスシリーズ(CS)進出へ、最下位・中日に3・5差まで迫られた。しかも、平田をさらに乗せてしまい、先が思いやられる。18日はエース・菅野がマウンドに。力でねじ伏せるピッチングを期待したい。このまま、ズルズルいってはいけない。(水井 基博)

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