【巨人】マギー&岡本&阿部…1年ぶりクリーンアップそろい踏み弾!今季最多の5発10点

スポーツ報知
6回無死一塁、岡本が2ランを放ちナインとタッチする(カメラ・矢口 亨)

◆巨人10―0中日(18日・東京ドーム)

 4番の一発に、球場のボルテージは最高潮に達した。岡本は7点リードの6回無死一塁。浅尾の真ん中への直球を捉えた。鋭い打球は左中間スタンドに到達する23号2ラン。「大振りにならないように気を付けました。いい角度で、いい方向に打球が飛んでくれました」とうなずいた。

 かつての4番の後に続いた。3回の猛攻は3番・マギー、5番・阿部が一発。89代4番もアーチをかけ、昨年5月10日の阪神戦(東京D)以来、1年ぶりの3、4、5番のクリーンアップそろい踏み弾だ。期待に応え、「よかったです」と笑みを浮かべた。

 どっしりとした構えで、日々頼もしさが増す22歳。最大限の力を発揮できるのは、先輩の裏のサポートもあるからだ。特に阿部はロッカーも隣同士。日々偉大さを感じるという。「ミスした次の日も声をかけてくださったり。本当にやりやすい雰囲気でやらさせてもらっている。阿部さんが日によって、いろいろなバリエーションでリラックスさせてくれるんです。ありがたいです」と感謝した。

 これまで開幕から唯一スタメンで111試合連続出場中。15日のヤクルト戦(神宮)では途中交代したが、その後も問題なく試合に出場し続けている。4番を託され、約2か月が過ぎた。チームトップの70打点を稼ぎ「打たないより打った方が(断然)いいので」と岡本。その一振りが、チームの流れを再加速させる。(玉寄 穂波)

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