【巨人】坂本、挽回の秋へ主将の覚悟「一日でも早く戻る」

スポーツ報知
笑顔で練習する坂本勇

 左脇腹の肉離れとみられる症状で戦線離脱している巨人・坂本勇人内野手(29)が20日、現在の心境を激白した。当初は最短で21日のイースタン・DeNA戦(G球場)で実戦復帰予定だったが、慎重を期すために出場見送りに。現在の状態や、実戦復帰に向けた思いを明かした。

 7月16日の阪神戦(甲子園)で左脇腹を負傷し、7月17日に3年ぶりに出場選手登録抹消されてから、1か月以上が経過。実戦復帰プランに少しだけ遅れが生じている。その理由とは。

 「もっとよくなるかと思ったけど、まだ(患部の状態が)平行線だったりする。出たいという僕の願望はあるけど、なかなか完璧に、不安なく実戦に入れるかといったら、多少の違和感はあったりするので」

 17日から3軍の全体練習に合流。フリー打撃や遊撃守備練習などフルメニューを消化した。ただ、動きの中で患部に違和感を覚えることもあり、100%完治したわけではないという。

 「違和感のあるうちは、(試合に)出られないと思う。(チームからは)『無理して出るのはやめてくれ』と言われているし、(由伸)監督にも『ちゃんと万全にして戻ってきてくれ』と言われている以上、僕が無理をしてけがすることが一番ダメなことなので」

 21日から2軍に合流。今週中の2軍戦での実戦復帰を目指す。数試合に出場すれば1軍復帰も見えてくる。

 「万全になるまで待っていたらすごく長くなっちゃうので、そこは僕の感覚。試合を見ていたら一日でも早く戻りたいと思う。まず今週、試合に出たい。試合に出たら(1軍復帰は)すぐだと思います」

 主将が最終盤で1軍に戻ってくれば、確実にチームは勢いづく。(後藤 亮太)

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