【巨人】「セ界一」投手陣でラストスパート…斎藤コーチ「底力」期待

2018年8月21日6時0分  スポーツ報知
  • 先発登板の調整のためノックを受ける(左から)メルセデス、内海、吉川光(カメラ・矢口 亨)

 由伸巨人が「セ界一」の投手陣でラストスパートをかける。21日のDeNA戦(横浜)から2週連続の6連戦は好調の先発6人で回すが、9月の第2週は4試合。斎藤投手総合コーチは「そこはいい投手4人で」とそれまでのサバイバルで見極める方針を示した。リリーフ陣に不安が残る中、先発から積極的な配置転換の可能性も示唆。チーム防御率はリーグ唯一の3点台となる3・89。力を結集して残り31試合を戦い抜く。

 劇的な逆転サヨナラ勝ちから一夜明け、G球場での先発投手練習には活気があった。21日のDeNA3連戦初戦に先発する内海、同2戦目の吉川光らがランニングなどを行った。

 斎藤コーチ「先発は幸いみんな調子がいい。今はあえて代える必要がない。金沢、富山のところは4人でいい。いい投手でいく」

 現状の先発は内海、吉川光、山口俊、メルセデス、菅野、今村と6人が好調。9月4日からの週はDeNA2連戦(金沢、富山)と8、9日の阪神2連戦(甲子園)。先発は4人で足りるため、首脳陣はそこまでの2週間の6連戦を競争期間として判断していく。

 一方でブルペンはカミネロ、マシソン、上原が登録抹消中。沢村らが奮闘するが、斎藤コーチは「マシソンはいい報告が来ていない。もう少し時間がかかるみたい。順繰りでやるしかない」と池田らの状態次第で柔軟に起用していく方針。それだけに「先発は引っ張り気味にはなる」と明かした。

 チーム完投数16は12球団最多。当然、毎試合は無理だが、理想は先発完投だ。その中で大熱戦の夏の甲子園はプロ野球選手が原点を思い出す機会になる。金足農のエース・吉田は5連続完投勝利で決勝進出。斎藤コーチは「プロと高校野球は違う」とした上で「みんなあの頃はそうだったんだよ」と話し、巨人先発陣の底力に期待した。

 2軍でも先発は田口らが控えている。1軍の先発が充実していれば、ローテのサバイバルと並行で、先発からリリーフへの積極的な配置転換の可能性もある。候補の一人に斎藤コーチは吉川光を挙げ「左の中継ぎで光夫がいてくれたら良かったけど。中継ぎでいい感じで投げていたから」と説明。左手骨折のヤングマンに代わり先発再転向して3戦3勝。先発、救援ともに適性があるのは心強い。チーム防御率は3・89でセ・リーグ唯一の3点台。残り31戦。投手陣一丸でラストスパートする。(片岡 優帆)

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