【巨人】菅野、日米野球の侍に選出「ワクワクしてもらえるような投球を」

スポーツ報知
巨人・菅野

 侍ジャパンと米大リーグ(MLB)オールスターが対戦する「2018日米野球」(11月)の会見が20日、都内で行われ、巨人・菅野智之投手(28)ら6人の侍メンバーが先行発表された。エース格の右腕はメジャーの猛者たちとの対戦に意欲を示した。

大変光栄です 日米野球の侍ジャパンに選出された菅野は、決意に満ちたコメントを出した。

 「選んでいただき大変光栄です。メジャーリーグを代表する選手との対戦は僕自身とても楽しみですし、ファンの皆さんにもワクワクしてもらえるような投球をしたいと思います」

 17年3月のWBCでは、準決勝、米国戦(ロサンゼルス)で6回3安打1失点(自責0)の快投。アレナド、スタントンら大リーグを代表するスタメン9人の総年俸約130億円いう超強力打線と好勝負を演じ、敵将のリーランド監督から「素晴らしい。彼はメジャーの投手だ」と最大級の賛辞を贈られた。あれから約1年半。今回もハイレベルな対決に期待がかかる。

 今季は12球団最多の144イニングを投げ、10勝、防御率リーグ2位の2・63と開幕からフル回転している。「まずはペナントレースを全うして、日米野球にも万全の状態で挑みたいと思います」と最後まで全力を尽くすことを強調した。

 ◆稲葉監督、チーム編成慎重 侍ジャパン・稲葉監督ら首脳陣は都内でスタッフ会議を行い、日米野球のチーム編成について意見を交わした。山中強化本部長は「20年東京五輪も迫って、3月(強化試合)の編成の趣旨とは違ってくる。若い人を試してみましょうというニュアンスは薄くなってくる。確認し、少しずつ絞り込んでいく」と徐々にチームの輪郭を描く。指揮官、建山投手コーチらは10月のU―23W杯(コロンビア)のメンバー選考に関しても意見交換した。

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