【巨人】ゲレーロ、完璧2戦連発「全ての球に対応できるように準備していた」
スポーツ報知

◆巨人5―10広島(28日・東京ドーム)
完璧な当たりだった。相手守備陣は動かなかった。ゲレーロがゆっくり走り出す。「全ての球に対応できるように準備していた。インサイド寄りのスライダーにうまく反応できたよ」。3点を追う2回1死。内角へ入ってきたジョンソンのスライダーを豪快にはじき返した。2戦連発の12号ソロ。打球は、左翼席上部にあるビッグボード看板の下枠にぶつかった。
8点ビハインドの7回1死では、外角球を中前へはじき返してマルチ安打とした。これで今季の対ジョンソンは6打数4安打。うち2本が本塁打と、相性の良さを見せている。6月中旬から約2か月間、2軍で再調整となっていたが、26日の阪神戦(東京D)から1軍復帰し、いきなりの11号ソロで再スタート。「しっかりと自分の打撃ができているから、これを継続していくだけだよ」。そう自信をのぞかせていた通り、この日もきっちりバットで存在感を示した。