【巨人】坂本勇、球団5位タイの通算132度目の猛打賞…与那嶺要に並ぶ

スポーツ報知
1回無死二、三塁、マギーの左犠飛で三塁から生還する坂本勇(カメラ・中島 傑)

◆巨人4―5広島=延長10回=(29日・東京ドーム)

 体勢を崩されても、打球はヒットゾーンに運んだ。2点を追う6回2死一、三塁。坂本勇が九里の見逃せばボールという低めのチェンジアップをバットの先で捉え、左前適時打。「うまく前でさばくことが出来ました」。直後に重信が同点適時打を放つなど、主将の執念の一打が反撃へのきっかけとなった。

 初回には投手強襲の内野安打で出塁し、マギーの犠飛、岡本の適時打を呼び込んだ。これで左脇腹の肉離れから復帰後4戦中、3試合で初回に安打を放ち、いずれも本塁に生還。リードオフマンとしての役割をしっかりと果たしている。

 2回の左前打も含め、これで今季11度目の猛打賞。通算132度目の猛打賞は与那嶺要に並び、球団5位タイとなった。それでもチームは延長戦で敗れ、首位・広島に連敗。今カード前には「何とかやっつけられるように戦っていく」と話していた主将が、カード3戦目で雪辱を期す。

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