【巨人】介助犬「クウ」2軍戦で始球式…菅野が認知度アップへ3年連続支援
スポーツ報知

巨人は30日、9月8日のイースタン・リーグ西武戦(G球場)で介助犬が始球式を行うと発表した。
手や足に障害がある方の手助けをする介助犬の認知度アップを図るため、介助犬の「クウ」(オス・7歳10か月)が来場。マウンドでボールが入ったかごをくわえ、ホームで待つ介助犬使用者のところに運ぶという形で行われる。
チームのエース・菅野智之投手(28)が2015年に社会貢献活動のため「菅野基金」を設立。様々な慈善活動に参加する中で「数が足りない」「世間の認知度が低い」といった介助犬の現状を知り、多くの人に理解を深めてもらいたいとの思いから日本介助犬協会に支援金を贈り始めた。今年で3年連続となり、その縁もあって今回の始球式が実現した。
訓練を受けた介助犬は、障害者が落としたものを拾う、携帯電話を探して持って来る、着替えを手伝うなど日常生活を補助する。厚生労働省によると全国で実働する介助犬は67頭(2018年1月1日現在)だけで、認知度アップが大きな課題となっている。