【巨人】岡本、9回に値千金の決勝適時二塁打!3安打4打点の大暴れで連敗止めた

スポーツ報知
9回2死満塁、走者一掃の適時二塁打を放つ岡本(投手は佐藤、捕手は武山)

◆中日3―5巨人(31日・ナゴヤドーム)

 巨人が同点で迎えた9回2死満塁から22歳の4番・岡本の値千金の適時二塁打が飛び出し、勝利。連敗を4で止めた。

 初回、巨人は前夜の2番から1番に戻った坂本勇が中前打で出塁も後が続かず無得点に終わった。その裏、24日の阪神戦(東京ドーム)で来日初完封勝利で4勝目、連続完封を目指して先発マウンドに上がったメルセデスが1死後、京田に右翼線二塁打を許すと、続く大島は遊ゴロに打ち取った。しかし、4番・ビシエドの左前適時打で先制点を奪われた。ビシエドは月間安打数を「47」とし、セ・リーグの新記録を樹立した。

 0-1で迎えた4回には、先頭の岡本が左前安打で出塁すると、陽、ゲレーロの内野ゴロの間に進塁し、2死三塁。しかし、続く大城が三邪飛に倒れ、得点には結びつかなかった。

 打線は5回まで中日先発・笠原の前に坂本勇、岡本の2安打のみと打線が沈黙。

 しかし、6回、中日先発の笠原をとらえた。先頭の山本が内野安打。マギーの四球で無死一塁、二塁の好機を作ると、岡本が左前適時打を放ち、同点。陽が空振り三振に倒れるも、1死一二塁でゲレーロの投ゴロの打球を笠原が二塁へ送球ミス。その間にマギーが生還し勝ち越しに成功した。

 メルセデスは初回の1失点後は追加点を与えず、7回まで2安打1失点の粘投を見せた。しかし、8回2死から平田が遊内野安打で出塁すると、京田に右中間への適時二塁打を浴び、同点に追いつかれた。

 同点で迎えた9回、2死から坂本が振り逃げで出塁すると、代打・阿部の四球とマギーの中前打で2死満塁。ここで4番・岡本が走者一掃の中越適時二塁打を放ち、3点を追加。岡本は3安打4打点の活躍を見せ、チームの連敗を止めた。

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