【巨人】岡本、DeNA・東撃ちへ意気込み「次こそ何とかしないといけない」

スポーツ報知
フリー打撃を行う岡本

 巨人打線が、4度目の正直で天敵・東(あずま)を攻略する。5日のDeNA戦(富山)で対戦する新人左腕には、今季3戦3敗と苦戦。デビューからの巨人戦4戦4勝となれば新人史上初となる。打線全体で包囲網を張り、ストップをかける。

 台風21号の影響で4日の試合は中止。石川県立野球場で練習を行った岡本は、強風をものともせず打球をスタンドへ打ち込んだ。東との対戦は8打数2安打でノーアーチ。「(東は)真っすぐがいいから、チェンジアップも有効になってくる。ただ、いつも同じやられ方をしているので、次こそ何とかしないといけないですね」と気を引き締めた。

 左打者陣も鍵を握りそうだ。左投手の東だが、対右打者の被打率が2割2分5厘なのに対して、対左打者は同2割5分7厘。高橋監督は「数字だけで判断できないこともいっぱいある」と慎重だが、阿部は「失投がないわけじゃない。今までは失投をファウルにしてしまったけど、それをしっかり捉えて前に飛ばせれば」と目をギラつかせた。8月23日の前回対戦(横浜)で東から2安打した山本は「全部の球を追いかけるより、ある程度は自分の中で割り切って、球種を絞っていかないといけない」と意気込んだ。ルーキー左腕にひねられ続けるわけにはいかない。(尾形 圭亮)

巨人

×