【巨人】坂本勇「2つとも絶対に取らないといけない」虎狩り宣言!
スポーツ報知

巨人の坂本勇人内野手(29)が7日、シーズン最終盤もチームの先導役になることを誓った。8日からは1ゲーム差の4位・阪神と戦う。阪神より消化試合が10試合多いため、CS進出のためにも重要な甲子園での2連戦。この日、甲子園で練習を行った主将は「2つとも絶対に取らないといけない」と語気を強めた。
主将として、1番打者として、打線を勢いづける。坂本勇は8月25日の阪神戦(東京D)で左脇腹肉離れから復帰後、ここまで9試合連続安打中。さらに9戦中8戦で初回に安打をマークするなど、格別の存在感を示す。主将も「よーい、ドンで(塁に)出るのが一番チームは勢いづく。(1番として)何とか出塁すること。後は状況に応じて、ヒットを打ちにいくのか、長打を打ちにいくのか。メリハリを付けてやってます」と、その重要性をもちろん認識している。
この日は甲子園で約2時間の全体練習。室内練習場でのフリー打撃では快音を響かせ、球場では外野でノックを受けた。シーズンは残り18試合。由伸監督は「シーズンが早く終わってしまうし、1試合でも多く勝っておかないとね」と必勝を強調。勇人も「順位が決まり出してCS争いとか言われますけど、開幕した時から毎試合、毎試合、勝つつもりでやっています」。復帰してからの打率は4割1分5厘で、ここ3戦連続マルチ安打と絶好調の背番号6が、伝統の一戦でも躍動する。(後藤 亮太)