【巨人】メルセデス、７連戦スタート＆トリ任せた！借金完済「あと３」

　由伸巨人が、１１日のヤクルト戦（東京Ｄ）から始まる７連戦中に、勝率５割以上復帰を目指す。中１０日で初戦に先発するＣ・Ｃ・メルセデス投手（２４）は登板前日の１０日、Ｇ球場で調整した。ヤクルト戦は２戦１勝、１３イニング無失点。中５日で１７日の中日戦（東京Ｄ）に回る可能性もあるが、「間隔が短くなるのは問題ない。長いイニングを投げて無失点を続けられるようにしたい」と強調した。

　チームは借金「３」の３位。この７連戦を５勝２敗以上でいけば借金完済となる。１ゲーム差で２位・ヤクルトとの３連戦は、メルセデスの後に吉川光、この日２軍から約１０日ぶりに１軍合流した田口が控えている。１４日からのＤｅＮＡ２連戦（横浜）は、今季同球場で完封勝利を挙げた内海とエース菅野、１６日からの中日２連戦（東京Ｄ）は今村と中５日のメルセデスというプランだ。

　育成選手から７月に支配下登録となって以降、メルセデスは５勝２敗、防御率１・６６の好成績。立場が変わっても「いつでも同じ気持ちです。１軍はどんな状況でも気持ちが高ぶります」と喜びを力に変える。７月４日のイースタン、楽天戦（森林どり泉）で８回１１１球無失点に抑え、中５日で臨んだ同１０日の１軍デビュー戦、ヤクルト戦（神宮）で初勝利。本人が言う通り、間隔が詰まるのは問題ない。

　残り１７試合。好調の先発投手を中心に、勝率５割だけでなく、一気に貯金生活といきたいところだ。７連戦、メルセで始まり、メルセ締め。ＣＳ出場へチームはラストスパートに入る。