【巨人】引退の杉内に堀内恒夫氏から贈る言葉「巨人の元18番から18番へ」

スポーツ報知
堀内恒夫氏

 巨人の杉内俊哉投手(37)が12日、現役引退を表明した。

 巨人のエースナンバー「18」の先輩・堀内恒夫氏=スポーツ報知評論家=はこの日、自身のブログ「今日もどこかであくたろう」を更新。「巨人の元18番から巨人の18番へ」のタイトルで贈る言葉をつづった。

 堀内氏は「18」を背負った現役時代について「常に背番号を意識して投げていた」と振り返り、18番の後継に江川卓氏を指名するも本人に断られていたというエピソードを記した。

 杉内がソフトバンクからFA移籍する際には、背番号18を提示していいか、と球団から確認の連絡が来たことも思い返し、「杉内といえば力を入れないピッチング キレのあるチェンジアップ そしてなんと言っても「勝てるピッチャー」だ」とした。

 スタルヒン(35年)前川八郎(36~38年)中尾輝三(39~42年、46~47年、48~57改名・碩志)近藤貞雄(46)藤田元司(58~66年)堀内恒夫(67~84年)桑田真澄(86~06年)杉内俊哉(12~18年)と球団の長い歴史で8人しか背負ったことのない伝統のエースナンバー。堀内氏の杉内へのメッセージは、その重みを知る先輩ならではのものだった。

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