【巨人】坂本勇、9戦ぶり一発は通算180号「久々に気持ちよく、いい当たりでした」

スポーツ報知
7回1死、15号ソロを放ちナインとハイタッチをする坂本勇

◆巨人5―0ヤクルト(22日・東京ドーム)

 豪快な一発で、勝利を決定付けた。4点リードの7回1死。坂本勇が秋吉の外角スライダーを仕留め、左翼席上段へ15号ソロを放った。自身9戦ぶり、プロ通算180号。「ひと振りでしっかりととらえることができて良かったです。久々に気持ちよく、いい当たりでした」とうなずいた。

 ここ8試合で1勝6敗1分けと停滞気味のチームに勢いをもたらしたのも勇人だった。初回先頭。カラシティーの外角直球を右前に運び、4戦ぶりに先頭での出塁に成功。すると打線がつながり初回3得点。チーム6試合ぶりに先取点を奪って、エース・菅野を楽にさせることができた。投打の歯車がかみ合った展開に「いい形で勝ててよかったです」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 チームは残り8試合で、23日からは甲子園で阪神と2連戦を戦う。CS進出となる3位争いは混戦が続いており、「明日、明後日ともっと大事な試合が続くので、一戦一戦やるだけです」と必勝を強調。負けられない試合になればなるほど、背番号6の活躍が鍵を握る。

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