【巨人】メルセデス、8回3安打無失点 二塁踏ませず 阪神戦24イニング連続無失点

スポーツ報知
先発したメルセデスは8回無失点の好投

◆阪神0―0巨人=延長12回=(24日・甲子園)

 メルセデスは自分のリズムを崩さなかった。沈黙が続く0―0の8回。1死で中谷に中前打されたが、続く梅野を直球で三ゴロ併殺打とし3アウト。8回98球3安打無失点8奪三振。6勝目はお預けとなったが、後続にマウンドを託し、ベンチの最前列から試合を見守った。

 7月18日から阪神戦は3戦無敗。24イニング無失点で防御率0・00と屈指の“虎キラー”として君臨する。この日も低めの制球でゴロと空振り三振を誘発。二塁を一度も踏ませない安定した投球を披露し「先発投手は点を与えないことが一つの仕事。24イニング無失点はしっかり仕事ができている」とうなずいた。また、由伸監督も左腕の力投に「本当に持ち味というか、相手にバッティングをさせない、嫌がっている感じはしたね」と称賛した。

 次回登板は中5日で30日の広島戦(東京D)が濃厚だ。「次回投げるチャンスがあれば、フィジカルとメンタル両方を準備できた状態で投げたい」と助っ人。最終戦・10月9日の阪神戦(甲子園)で先発の可能性も高くなった。前日23日は今村が粘投。エース・菅野との3本柱を軸に最後まで突っ走る。

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